月刊プロジェクタ vol.39
1) 札幌駅前通アワード アート部門グランプリ受賞展 青木真莉子「シラナイアミプ」4月6日(土)よりテラス計画にて開催!
第1回札幌駅前通アワードは、赤れんがテラス5階にある「眺望ギャラリーテラス計画」の機能や空間を生かしたまちづくりのプランと、現代アートの作品展示プランの2部門で募集。この度、厳正なる審査の結果、アート部門は青木真莉子さんのプラン「シラナイアミプ」がグランプリに選ばれました。インターネットの現代性とプリミティブな北方民族の衣服との組み合わせ、屋内と屋外の2つの空間を活かした展示構成、来場者も参加できる公共性など、総合的な評価を受けグランプリ受賞となりました。北海道では初の展示となる青木真莉子個展をぜひご高覧ください。 開催初日はオープニングトークもございます!作家と審査員3名(今村育子、小川希,端聡)が登壇いたします。ぜひ、お越しください!
展覧会概要 タイトル|第1回札幌駅前通アワード アート部門グランプリ 受賞展 青木真莉子 「シラナイアミプ」 会期|2019年4月6日(土)~5月12日(日)11:00~20:00 会場|眺望ギャラリー テラス計画(札幌市中央区北2条西4丁目1赤れんがテラス5階) 入場|無料 主催|札幌駅前通まちづくり株式会社|https://www.sapporoekimae-management.jp/award-winner/ 協力|さっぽろ天神山アートスタジオ オープニングトーク・パーティ 日時|2019年4月6日(土)17:00~19:30 会場|テラス計画 登壇者|青木真莉子、今村育子、小川希,端聡 作家と審査員のトーク後、パーティを予定しております。入場無料となっておりますのでどなた様もお気軽にご参加ください。 詳細はこちら→http://terrace-keikaku.blogspot.com/2019/03/1-46.html
2) 弦巻楽団「わたしたちの街のジュリアス・シーザー」舞台美術で高橋が参加しています。公開制作は3月24日〜3月28日。舞台公演は3月29日から4月1日まで。会場は札幌市民交流プラザSCARTS。
シェイクスピア作品の中でも骨太な舌戦、演説が見どころのシェイクスピア作品『ジュリアス・シーザー』を、市民行き交うSCARTSで上演!! 主要な登場人物たちだけではなく、名もなき「ローマ市民」が主役とも言えるこの作品を、弦巻楽団が札幌市民の皆さんと共に作り上げます。 前半期間は公開制作期間となり、キャストやスタッフが劇を作り上げる様を見学するだけではなく、美術制作などに参加も可能です。 私たちの手によって、札幌の街の新たな中心が、シーザーやブルータスのぶつかり合うローマの街となります。
日時:公開制作
2019年3月24日(日)~3月28日(木)13時から21時(予定)
舞台公演《6ステージ》
3月29日19時 3月30日14時、18時 3月31日(日)14時、18時
4月1日15時(全て開演時間)
会場:SCARTSコート
スタッフ:演出/弦巻啓太 照明/高橋正和 音楽/遠藤洋平 舞台美術/高橋喜代史
小道具制作指導/藤谷真由美 宣伝美術/佐久間泉真、森野狐
制作/弦巻楽団 制作協力/ダブルス
料金:<前売り> 一般2500円、学生1500円、小学生以下無料(要予約)
<当日券> 一般3000円、学生2000円、小学生500円
※公開制作に参加された方には、一般2,000円、学生1,000円の特別前売り券を販売!
主催:弦巻楽団、札幌文化芸術交流センターSCARTS(札幌市芸術文化財団)
お問い合わせ先:弦巻楽団 TEL 090-2872-9209 メールtsurumakigakudan@yahoo.co.jp
https://www.tsurumaki-gakudan.com/blank-46
3) Think School 2019カリキュラム発表。受講生大募集。説明会を3月30日(土)と4月20日(土)に開催します。
Think School2019、企画コース、制作コースの講師が発表されました。今年もおかげさまで充実の講師陣をお迎えすることができ、大変ありがたい限りです。2019年度のパンフレットも完成し、チ・カ・ホやテラス計画など札幌市内各所でお配りしておりますので、ぜひお手にとってご覧ください。ピンクの表紙が目印です。まちづくりやアートを札幌で始めたい方はぜひご入学ください!3月末までは入学金免除の早割もありますのでご興味いただけた方はお早めにお申し込みがお得です。
企画コース
https://www.thinkschool.info/kikaku19
制作コース
https://www.thinkschool.info/seisaku19
また、Think Schoolってどんな学校?という方へ説明会を開催しています。入学やコースなど迷われている方は説明会にご参加ください。1回目と2回目の説明会は同じ内容を予定しています。
第1回説明会|3月30日|企画コース:13:00 - 13:30 /制作コース:14:00 - 14:30
第2回説明会|4月20日|企画コース:13:00 - 13:30 /制作コース:14:00 - 14:30
会場|札幌駅前通まちづくり株式会社
住所|札幌市中央区北3条西3丁目1番地 札幌駅前藤井ビル8階https://www.thinkschool.info/contact
4) 500m美術館vol.29 「大地の物語」4月13日(土)より開催。
『大地の物語』によせて 港千尋
わたしたちが生きる風景は、いろいろな流れで出来ている。都会に住んでいると忘れがちだが、生活を支えているのは、ほとんどが見えない流れである。そのことに気づくのは、しばしば、それが途絶えたときだろう。
水、電波、エネルギー。
人間が文明と信じている世界とは、インフラストラクチャーという見えない流れに依存した風景そのものだ。すべてがインフラに流れ込みつつあるのが現代かもしれない。
だがいにしえの人は、大地が流れで出来ているということに、早くから気づいていた。土地をつくる「ランドスケープ」に対して、風を抱く「風景」という言葉が、それを示している。
舞い落ちる雪、水面の木の葉、立ち昇る煙。
そこに物質を超えた特別な力を認めたとき、流れは芸術に姿を変え、時間は物語を生む。物語とは想像力によって姿を変えた、大地の風景である。
人類が残してきた物語にはいくつかの型があるが、もっとも古いもののひとつは、探求の物語だろう。幾多の困難に出会いながら、何かを探して旅がつづく。その過程で浮かび上がってくるのは、さまざまなアイデアやイメージである。不思議な記号や痕跡、そして驚きの言葉が出現する。見慣れた風景のなかに一瞬、扉が開く。新たな物語は、やがて大地を裏返す力となるだろう。
500m美術館vol.29「大地の物語」
会期:2019年4月13日(土)~2019年6月26日(水)
時間:7:30~22:00
会場:札幌大通地下ギャラリー500m美術館
住所:札幌市中央区大通西1丁目〜大通東2丁目
(地下鉄大通駅と地下鉄東西線バスセンター前駅間の地下コンコース内)
アーティストトーク:4/13(土)PM7:00~
モデレーター:港千尋(写真家・著述家・多摩美術大学教授)
会場:CAI02 札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2
主催:札幌市
協力:さっぽろ天神山アートスタジオ
後援:北海道新聞社
企画運営:CAI現代芸術研究所/社団法人PROJECTA
テキスト:港千尋(写真家・著述家・多摩美術大学教授)
キュレーター:佐野由美子
出展アーティスト 天野祐子、荒木悠、岡部昌生、進藤冬華、長坂有希+奥野正次郎
5) テラス手芸部、4月も開催いたします。
一人ではなかなか進められない手芸、、、みんなでやればワイワイ楽しくはかどる!手仕事をしながら自然と色んな知恵の共有が生まれているテラス手芸部。とっても良い雰囲気です。もちろん男性も大歓迎ですよ。毎回それぞれお好きな手芸をしています。前回は刺繍のアクセサリー、クッションカバーの刺繍、刺し子のフキンなどをつくりました。
4月の開催日は未定ですが、決まり次第テラス計画のホームページ・SNSでお知らせいたします。ぜひ、ご参加ください。
お問い合わせ・お申し込み|
テラス計画(足立)
Tel:011-211-4366 Mail:terracekeikaku@gmail.com
6) テラス部あらため「まちのデザイン部」、4月18日(木)18:30本格始動。部員募集中。
大人の部活動「テラス部」がパワーアップして、「まちのデザイン部」になりました。
これまでの活動を糧に、クリエイティブにまちを面白くしていくことをテーマに活動していきます!顧問は引き続き、まちづくりプランナーの酒井秀治さん。とても面白いことが起きそうです!
皆さまの入部、お待ちしております!お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ・お申し込み|
テラス計画(櫻田)
Tel:011-211-4366 Mail:terracekeikaku@gmail.com
7) テラス計画レンタルについてのご案内。
テラス計画ではスペースのレンタルも行なっております。トークやレクチャー、ちょっとした集まりなどにぜひご活用ください!
場所全体とテーブルやいす、プロジェクターなどの備品を使ったレンタルだけでなく、ミーティング用に席だけをちょっと使いたい、などのテーブル利用もOK!
詳しい利用規約などはホームページをご覧いただくか、テラス計画までお気軽にお問い合わせくださいね。
→https://www.terracekeikaku.com/blank-1
お申し込み・お問い合わせ
一般社団法人PROJECTA
TEL:011-211-4366(テラス計画内)
MAIL:terracekeikaku@gmail.com
8) 「自転車ジェットとばして」足立岬
「北海道の3月」
北海道の3月はけっこう難しい季節だと思っています。わたしは趣味というかライフワーク的なかんじで音楽イベントの運営をやっており、3月に毎年大きなイベントを控えていて道外からも大勢のゲストを呼ぶのですが、本当にまったく天候が読めないのがこの3月。いつも飛行機やJRの心配をしています。もうちょっと冬だったらば、ある程度の吹雪も覚悟できるのですが3月は本当によめません。
去年の3月は、頭のころに信じられないぐらい天候が崩れて、「峠を越えられません!」と来場できなかった道内ゲストもいたくらい。今年は雪解けがとっても早くてあったかいな〜と油断していたらこのメルマガを書いている今も雪が降っています。
何が言いたいかというと、わたしは寒いのがすごく嫌で、夏より冬が苦手なんです。天気が読みづらいこの3月という時期が苦手です、未だに夜はすごく寒いですしね。新しい年度に向けて前向きになるから、気持ち的には悪くないんですけれど、、。
先週行った大阪は、もうあったかくて、梅があちこち咲きほこっていて、あたたかいせいか猫がたくさんいて楽しかったなあというお話でした。(写真は大阪・北加賀屋のねこちゃんです)
足立岬(一般社団法人PROJECTA コーディネーター)
9) 「さんだる通信」高畠踏子
この春、息子が卒園しました。もうあと何日で幼稚園も終わりとしみじみしている頃、ある女の子のお母さんが、息子が幼稚園で書いた手紙の写真を送ってくれました。みかなちゃんという子に送った手紙です。「み」が書けてません。息子は入園してしばらくの間、その子と仲良くしたくて、あとをひっついては真似ばかりしていました。みかなちゃんを天才と思ったのか聞くと、そうだと言い、どこを天才と思ったか聞くと、ただ書いただけ、とはぐらかされました。何の意味も無いのか、ラブレターなのか、子どものする事はよくわかりません。ただ、飾りっ気のないのそのことばに、日々癒されたり笑わされたりします。もうすぐそんな幼さが消えてしまうと思うと、ちょっと寂しい気もします。
高畠踏子(一般社団法人PROJECTA コーディネーター)
10) 「プロジェクタノート vol.39」高橋喜代史
「キングダム」や「ハンターハンター」など王道の漫画が大好きな僕なのですが、大変遅ればせながら、、、今頃「ブルー ジャイアント」というジャズ漫画にハマっておりまして。連載当初から話題になっていたけど、前作「岳」はなんとなく途中で読むのをやめていて、なかなか手が伸びなかったのですが、昨年ミュンヘンから帰ってきてすぐセブンイレブンで手にした「ブルー ジャイアント シュプリーム」1巻。舞台がミュンヘンから始まっていた偶然にとても驚きつつ、読み進めるとこれがめちゃめちゃ面白い。立ち読みで感動して涙がこみ上げてきて「やば、買う」と即レジで購入。コンビニで漫画の単行本買うのなんて初めてかも。それがブルージャイアントの続編の海外編シュプリームだったと帰宅して気づく。シュプリーム前段の国内編も読み終わったのですが、これが熱くて面白い。やば。こみあがる。まんまとジャズを聴きたくなるのです。
暑苦しくて最高です。熱い漫画増えてるね。
高橋喜代史(美術家/ 一般社団法人PROJECTAディレクター)
一般社団法人PROJECTA
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