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月刊プロジェクタ vol.34

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1) 「ブックマーク展 vol.2」11月17日よりテラス計画にて開催。

11月17日より「ブックマーク展vol.2」が始まります。アート・まちづくり・デザイン・建築の分野でご活躍されている方々ご推薦の書籍をテキストと一緒に展示し、実際にその書籍を閲覧できる展覧会となっております。皆様ぜひご来場ください。

「ブックマーク展vol.2」 ●会期|2018年11月17日(土)~12月24日(月) ●会場|眺望ギャラリーテラス計画 札幌市中央区北2条西4丁目1赤れんがテラス5階 http://www.terracekeikaku.com/ ●主催|札幌駅前通まちづくり株式会社 https://www.sapporoekimae-management.jp ●共同企画|一般社団法人PROJECTA ●問い合わせ先|一般社団法人PROJECTA Tel:011-211-4366 mail:info@projecta.or.jp

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2)「第1回 札幌駅前通アワード」企画プランコンぺ、11月15日募集締切。

まちづくりとアートの未来をつくる「札幌駅前通アワード」の締め切りが11月15日(木)に迫ってまいりました。「札幌駅前通アワード」は札幌駅前通りを中心に札幌を文化的で創造的なまちとして発信することを目的に、まちづくり部門とアート部門の2部門で作品プランを募集するアワードです。テラス計画を舞台とした皆さんの素敵なアイデアをお待ちしております! ●募集期間|2018年9月15日(土)〜11月15日(木)必着

詳細・応募方法はこちらをご覧ください。

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3) さっぽろアートステージ2018にて「公開Think School」11月10日からチ・カ・ホでスタート。

アートやまちづくりを学ぶ「Thiknk School」がアートステージへ出張します!卒業生・現役生の見たい!聞きたい!聞いてほしい!という思いから、教室を飛び出してアートやまちづくりを知ることができる「シンクスクール公開講座」と、「シンクスクール2018年度制作コース選抜作品展」を開催します。アートやまちづくりに興味・関心のある方はぜひご参加下さい!お申し込みはこちらから! シンクスクール公開講座 【アートの入口編「はじめまして、現代アート」】 講師|筧 菜奈子(美術・装飾史研究者) 日時|11月11日(日)14:00〜|チ・カ・ホ 北2条広場(西) 【まちづくりの入口編「まちのひとと作り育てる、まちの居場所」】 講師|飯石 藍(株式会社nest取締役/公共R不動産コーディネーター) 日時|11月23日(金・祝)14:00〜|チ・カ・ホ 北2条広場(西)

シンクスクール2018年度制作コース選抜作品展 日時|2018年11月10日(土)〜25日(日)|チ・カ・ホ北2条広場(東) 主催|さっぽろアートステージ実行委員会 企画|Think School(主催|札幌駅前通まちづくり株式会社) https://www.thinkschool.info

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4)これからの働き方を考える「ライフシフト読書会」テラス計画で11月21日に開催。お申込み受付中。

『ライフシフト』は話題になった本ですので、タイトルを聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?「いまの20代のうち、約半数は100歳まで生きる」などなど、衝撃的な内容の多い本ですが、今後の自分の生き方・働き方を考える際、とても役立つ本です。その『ライフシフト』をもとに自分の今後の働き方を考える読書会を赤れんがテラス5階で開催します。本を読んでいる方はもちろん、本を読んでいなくても参加いただけます! 〜これからの人生を考える〜ハタラク計画vol. 2 ライフ・シフト読書会 日時 |平成30年11月21日(水)18:30〜20:30 会場 |眺望ギャラリーテラス計画 HP 参加費|1,500円(ワンドリンク付き) 定員 |各回先着15名程度

講師 |藤本研一(キャリアアップ文章アドバイザー/作文教室ゆう代表) 講師プロフィール 藤本研一(ふじもと・けんいち) 早稲田大学教育学部・早稲田大学大学院を修了後、札幌-帯広にて高校教員として勤務後、独立。現在は「札幌駅前 作文教室ゆう」代表として社会人にキャリアアップのための文章の書き方を伝えている。 お申し込みはメールかお電話でお待ちしております。 >> 詳細はこちらから

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5) まちを面白くする大人の部活動「テラス部」部員を大募集中。次回ミーティングは11月16日。

まちを面白くする大人の部活動「テラス部」は月に1度、テラス計画に集まってミーティングしています。現在、参加してくれる部員を大募集中です!テラス部の顧問は優しくて頼りになる酒井秀治さん(まちづくりプランナー)です。子供から大人まで誰でもお気軽にご参加ください。

詳細はテラス計画のFB、ブログをチェックしてください。 https://www.facebook.com/terracekeikaku/

ご参加される方のお名前、ご連絡先を明記のうえお申し込みください。 メール|terracekeikaku@gmail.com  電話|011-211-4366

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6)[協力配信] 「なえぼのオープンスタジオ2018 Autumn」11月4日

札幌を活動拠点とするアーティストが中心となって運営を行うアーティスト・ラン・スペースである「なえぼのアートスタジオ」では、10組以上のアーティストスタジオ群をはじめ、アーティスト・イン・レジデンス運営団体、企画ギャラリーのビューイングルームなどが入居。年に数回オープンスタジオが開催され、今回は新たな入居者も増えたことで多彩なアーティストの制作現場を覗ける機会となります。

「ヤン・レイ&ヘレン・グローブ・ホワイト」展覧会

2018年11月2日(金)、3日(土)、 ★4日(日)※トークあり 開館時間:13:00-20:00 会場:なえぼのアートスタジオ1F展示スペース

AIRケーススタディシリーズ 2018年11月4日(日)16:00-19:00 会場:なえぼのアートスタジオ

<招へいアーティスト&キュレーターによるトーク> ①アーティストトーク:ヤン・レイ(招へいアーティスト) +聞き手・山本雄基(なえぼのアートスタジオ) ②アーティストトーク:ヘレン・グローブ・ホワイト(招へいアーティスト) +「下北半島核をめぐる現地調査」東方悠平(AIR-H/八戸) ③キュレータートーク:「End of Summer レジデンスプログラムについて」マット・ジェイ(招へいキュレーター)

2018年11月4日(日)13:00 – 20:00 (19:30からクロージングパーティー) 会場:なえぼのアートスタジオ 住所:北海道札幌市中央区北2条東15丁目26-28

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7) [協力配信] <ウイマム・アーティスト・イン・レジデンス連携企画トークセッション>テラス計画で11月11日

ウイマム・アーティスト・イン・レジデンス連携企画トークセッション 「レジデンスとフィールドワーク(仮)」 森永泰弘(サウンド・アーティスト)× エド・プルフォード(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター研究員) 2018年11月11日(日)18:00-20:00 会場:眺望ギャラリーテラス計画(参加無料) ※ウイマム文化芸術プロジェクト https://uymam.localinfo.jp/

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8) 「部屋と積読と私」櫻田竜介

「中原佑介美術批評選集 第一巻 創造のための批評」 

美術批評家・中原佑介氏のテキストを、現代企画室とBankART1929の共同出版にて刊行しているシリーズの第一巻。これとあわせて、『第五巻 「人間と物質展」の射程』も持っているが、いまだ読了できず。やはり、批評の文体は一筋縄では行かないもので、全巻読破はいつになるやら。

とはいえ、24歳(!)のデビュー作『創造のための批評』では、現在につながる問題意識と、若い野心が感じられておもしろい。本論において、「批評は作家の創造の秘密を説明するにとどまらず、それを変革するためのもの」であり、「作家を前に進めるという意識によって支えられた能動的な活動」でなければならないと説く。

これは当時の美術批評が自己の内面に浮かんだ像を語るのみ(印象批評)であり、また新しい批評家についても作品の解釈に終止してしまっているのではないか、という問題意識を背景にしているようだ。 作者→鑑賞者という一方向ではなく、双方から作品と批評とを接続し、より多面的に捉えようとする感覚は、その出自(中原氏は理論物理学を専攻していた)からなのだろうか。作品から与えられる情報のみを語る受動的な批評が、科学技術の進歩により生み出される「思考機械」によって、その立場に取って代わられるだろうとする主張とあわせて、かなり現代と通ずる点が多いなあと思うし、驚くほど古びない。 それにしても、この時代のように批評雑誌とその界隈が熱気を持ち、ムーブメントを作っていく状況がうらやましい。今だと、ゲンロンやアーギュメンツぐらいだろうか。札幌の地でも、そういうコミュニティができればおもしろいだろうなあと、ふと思う。 櫻田竜介(一般社団法人PROJECTAコーディネーター)

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9) 「アニメみち」黒岩絵里子

「湯浅さんの線」 湯浅政明さんといって、わかる人はだいぶ少ないと思うのですけど、私の大好きなアニメ監督の一人です。 いい線だな、と思ったらだいたい湯浅さんが作画監督だったりします。湯浅さんの絵をなんと表現していいか、とても悩んでいたところ、これ以上ない!というわかりやすくて上手な文がネットでみつかりました。笑 「ぐにゃぐにゃ曲がりくねった線、歪んだ遠近感、斜めの構図、独特の色彩の感性、画面を突き破らんばかりのキャラクターの活き活きとした動きなど、実験的とも言える作風」

↑そう、まさにこれ。 クレヨンしんちゃんとか、ピンポンとか、マインドゲームとか、ちびまるこちゃんとか、けっこう皆知ってる劇場アニメいっぱい描いてるんですけど。例えばクレヨンしんちゃんでも湯浅さんが担当した劇場版作品は線と動きに明らかに違いが出てて面白いです。 キャラクターが本当に生き生きしているのと、わけのわからない遠近感とスピード感で、気がついたらアニメの中にぐいっと引き込まれてしまって、終わるまで出ることができません。 これが湯浅さんの1番好きなところ。出れない。その世界から。 見れば誰が描いたかわかるって、 大友克洋や井上雄彦ばりに新しいジャンルをつくっている人なんでしょうねきっと。 今回、湯浅さんの話をしようと思っている、とカオリンにメールしたら、膨大な湯浅情報が送られてきたのですが、長すぎてマニアックすぎて読めませんでした。 そんなカオリンと、来月東京で開催中の一条ゆかり展に行く予定です。約50年にわたる画業が展示されているらしい!! 黒岩絵里子(一般社団法人PROJECTAコーディネーター)

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10) 「プロジェクタノート vol.34」高橋喜代史

来月は、11月4日の「なえぼのオープンスタジオ2018 Autumn」と11月3日から始まる「さっぽろアートステージ2018」の3つのプログラムに参加します。

1つめは「ART MARKET WALL」に小作品を1点、交流プラザに出展します。これは見るだけでなく買うこともできるし、好きな作家さんがたくさん出展しているので僕も楽しみ。 「アートマーケットウォール」11月3日(土)~28日(水) http://www.s-artstage.com/2018/artstreet/artmarketwall 2つめは「KIDS ART FES」でワークショップ「自分だけの擬音バッヂをつくろう」を行います。交流プラザの中を探検して音を探したり、自分だけのオリジナルの音を考えてバッヂにします。 「キッズアートフェス」11月24日(土) http://www.s-artstage.com/2018/kidsartfes 僕的に「KIDS ART FES」のオススメというか白眉なのが、11/10の斉藤幹男くん「寝ぐせぼうぼう頭になろう!」これ、すごく面白いアイデアだし、新しくてびっくり。ワークショップの新時代というか ワークショップ2.0が札幌に到来しました(笑)。自分がこーいうの思いつきたかったなぁ悔しいなぁ。

3つめはシンクスクール卒業生・現役生が企画する「出張Think School」です。「シンクスクール公開講座」と「シンクスクール制作コース選抜展」をチ・カ・ホ 北2条広場(西)で実施します。 ①【シンクスクール公開講座】 ・アートの入口編「はじめまして、現代アート」 講師|筧 菜奈子(美術・装飾史研究者) 日時|11月11日(日)14:00〜 ・まちづくりの入口編「まちのひとと作り育てる、まちの居場所」 講師|飯石 藍(株式会社nest取締役/公共R不動産コーディネーター) 日時|11月23日(金・祝)14:00〜 ②【シンクスクール制作コース選抜展】 会期:11/10(土)~11/25(日)|チ・カ・ホ 北2条広場(西) 「出張シンクスクール」11月10日〜11月25日 http://www.s-artstage.com/2018/artstreet/thinkschool アートステージ2018は、山城大督さん、五十嵐淳さんなど500m美術館やYUKITERRACEなどでいつもお世話になっている方々の作品を、観客として体験できるので嬉しいし、とても楽しみ。 http://www.s-artstage.com/2018/ 高橋喜代史(美術家/ 一般社団法人PROJECTAディレクター)

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11) 「人生最後の日に見たい作品 vol.5」進藤冬華さん

ーーーーー 私が人生最後に見たい作品は、露口啓二さんの写真集「自然史」です。 写真の中の風景には、私が暮らす北海道の他に、東北や四国など、今まで訪れたことがない場所も含まれているのですが、なぜか親しみを覚えます。ページをめくりながら現れる風景を眺めていると、車やバスで郊外や地方を移動しているときや、森や川辺を歩いているときに、眼前に現れ、過ぎてゆく風景を好奇心を持って眺め回すような感覚を思い出すからだと思います。 この親しみのある感覚は、ただ私の慣習的行為とつながっているだけですが、確かに露口さんの写真は画面の隅々まで眺めることを促します。鬱蒼とした木々や、草が茂る川辺、見え隠れする人為の跡など、一枚一枚の風景は、人間の目のように見たいものを取捨選択せず、眼前に現れた全てに注がれて、草一本、屋根瓦の一枚でさえ確認することができます。ある意味、実際の風景を眺めるより、これらの写された風景の方が現実の世界なのかもしれません。 自然の中にある人為の跡や人工物をみながら、何が写っていて、なぜこの状況になっているのかに思いを巡らせると、それぞれの土地で起こった出来事や人の営みについて考えさせられます。時には、それらに罪悪感や戸惑い、怒りなどの感情を覚えますが、こうした感情は、この先何十年か生きている間に、私が向き合うべき物事を含んでいると思います。 一方で、人為を介さない自然は奔放で、力強く、柔軟そうです。人間の行為はいつでも、その痕跡を残したり、残さなかったりしつつ、この自然に埋もれることができるのではないかと思えてきます。私はそこに人為を凌駕する自然の可能性と、同時に希望も感じるのです。こうして、写真の中の現実世界をかみしめつつ、希望と共に自身の人生を終えたいものです。 「自然史」露口啓二写真集(赤々舎/2017年4月発行) http://www.akaaka.com/publishing/books/bk-tsuyuguchi-natural.html ーーーーーーー 進藤冬華 札幌を拠点に、これまで北海道の歴史や文化に関わる作品を数多く制作している。現在に生きている作家自身が過去の出来事を身近に感じたり、リアリティを持つことができるのかを制作を通じて試みている。近年参加した展覧会は「鮭のウロコを取りながら」(北海道北方民族博物館、網走市、2015)、「札幌国際芸術祭2014」(札幌駅前通地下歩行空間、2014)など、そのほか国内外で様々な美術プログラムに参加している。 www.shindofuyuka.com

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一般社団法人PROJECTA 〒060-0002  札幌市中央区北3条西4丁目 赤れんがテラス5階「テラス計画」内 MAIL info@projecta.or.jp WEB http://www.projecta.or.jp/ Facebook https://www.facebook.com/projecta.or.jp/

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