月刊PROJECTA vol.30

6/30/2018

INDEX

1)テラス計画レコメンド「日本のアートセンター」展 テラス計画 7月8日(日)まで
2)「こども展覧会」7月15日・16日開催!
3)「Installation Artを読む会」テラス計画 隔週開催中!
4)第6期「500メーターズ」ボランティアメンバー絶賛募集中
5)「テラス部」超絶大募集!
6)「自転車ジェットとばして」足立岬
7)「アニメみち」黒岩絵里子
8)「部屋と積読と私」櫻田竜介
9)「ぼわんとした日々」佐々木蓉子
10)「さんだる通信」高畠踏子
11)「プロジェクタノート」高橋喜代史
12)「人生最後の日に見たい作品」[新連載!]
 

1)テラス計画レコメンド「アートサイト」展 テラス計画 7月8日(日)まで

日本には現在、多様な形のアートスペースが存在し、独自の魅力的な活動を展開しています。美術館やコマーシャルギャラリー以外に、どのようなアートの発信の場、交流の場があるのだろう?またこういった場はこれから先どのようなあり方を目指していくのだろうか?を考える「日本のアートサイト」展を開催します。テラス計画がオススメする全国18箇所のアートセンター、AIR、アートスタジオなど独自の芸術文化活動をされている芸術文化施設にご協力していただき、パネルやフライヤー、パンフレット等で紹介。
 
<協力>
ASAKUSA、アーツ前橋、アートスペース・テトラ、Art Center Ongoing、インタークロス・クリエイティブ・センター、京都芸術センター、現代美術センターCCA 北九州、さっぽろ天神山アートスタジオ、3331 Arts Chiyoda、CCO クリエイティブセンター大阪、せんだいメディアテーク、デザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)、naebono なえぼのアートスタジオ、東山 アーティスツ・プレイスメント・サービスHAPS、maebashiworks、港まちづくり協議会、山口情報芸術センター[YCAM]、遊工房アートスペース(五十音順)

<企画概要>
日時|2018年6月15日(金)〜2018年7月8日(日)11:00~20:00
会場|テラス計画(札幌市中央区北2条西4丁目1 赤れんが テラス5階)
主催|札幌駅前通まちづくり株式会社
共同企画|一般社団法人PROJECTA 
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2)「こども展覧会」7月15日・16日開催!

2018年7月15日(日)、16日(月・祝)、こども向けワークショップ「こども展覧会」を開催します。
おかげさまで現在定員に達していますが、キャンセル待ちでのご応募を受け付けています。
詳細はhttps://www.thinkschool.info/kidsよりご覧ください。

日時|2018年7月15日(日)・16日(月・祝)13:00〜16:00
対象|小学4年生〜中学3年生
定員|先着15名 ※定員に達しました(キャンセル待ちで受付中)
参加費|2日間通し1,000円(1日目のみの参加の場合は700円) ※1日目は参加必須です。
会場|眺望ギャラリー「テラス計画」札幌市中央区北2条西4丁目1 赤れんが テラス5F
申込み|webフォーム(www.thinkschool.info/kids)、もしくは電話かメールでお申し込みいただけます。tel: 011-211-4366  mail: terracekeikaku@gmail.com[①お名前 ②学年 ③参加日 ④ご連絡先⑤お電話番号]をお伝えください。

ワークショップ講師
■展覧会ワークショップ
宮井和美(モエレ沼公園学芸員)
■作品ワークショップ
斉藤幹男(アーティスト)
■フライヤーデザイン・ワークショップ
今村育子(アーティスト/札幌駅前通まちづくり株式会社)
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

3)「Installation Artを読む会」テラス計画 隔週開催中!

 テラス計画にて、美術史家クレア・ビショップの『Installation Art』(2005)の読書会を開催中です。
5月から始まったこの読書会も残り2回となりました。残りの回では、これまで読んできたテキスト序論と結論の章を振り返りつつ、考えたことをそれぞれ自由に話して進めていきます。途中参加も大歓迎です。ご関心のある方はぜひ、お気軽にご参加ください。
次回は7月4日(水)18:30〜です。

日時| 隔週水曜 18:30〜20:00予定 
第5回:7月4日 第6回:7月18日(途中参加も歓迎です)
場所|札幌市中央区北2条西4丁目 赤れんがテラス5階 テラス計画
参加費|無料  
お申込|ご参加される方のお名前、ご連絡先を事前にお伝えください。
メール:terracekeikaku@gmail.com 電 話:011-211-4366(担当:佐々木)
*テキストをお持ちでない方は、こちらでご用意します。お申し込み時にお伝えください。
--------------------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------

 

4)第6期「500メーターズ」ボランティアメンバー絶賛募集中

500m美術館の企画・制作・管理・運営など業務をサポートしてくれるボランティアのアートマネジメントチーム「500メーターズ」のメンバーを今年も大募集。500メーターズは毎年メンバーを変えながらも今まで6回の展覧会を企画してきました。展覧会の企画立案、設営撤去、制作補助、予算管理等から実施までを500メーターズで行います。

詳細はこちらからチェックしてください。
http://500m.jp/news/3977.html

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

5)「テラス部」部員超絶大募集!

月1度、テラス計画に集まって開催するテラス部。今年度から参加する部員を大募集中!お気軽にご参加ください。テラス部とは、月一回定期的に集まって、テラス計画を使って楽しいことを考えていく部活動です。顧問は酒井秀治さん(まちづくりプランナー)です。

詳細はテラス計画のFB、ブログをチェックしてください。
https://www.facebook.com/terracekeikaku/
ご参加される方のお名前、ご連絡先を明記のうえお申し込みください。
メール|terracekeikaku@gmail.com  電 話|011-211-4366

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

6)「自転車ジェットとばして」

はじめまして。今月より新たにプロジェクタのスタッフとなりました足立です。勤務初日に「足立さんも連載やってもらうから!」と言われてから、何を書こうかとあれこれ考え…。好きなこと書いていいよとのことで、特にテーマも決めずゆる〜く書くことにしました。
 
わたしはテーマやタイトルを決めるということがちょっと苦手です。深く考えずポンポン出せばいいじゃん、て感じなのですが、時々ウッとつまるように何も出て来ないことがあるのです。今回のコラムタイトル決めにあたってもそれを発症してしまいました。
 
そしてひねり出したタイトル、「自転車ジェットとばして」は好きなバンドの好きな曲の一節からいただき、勢いで決めちゃいました。結局自力で考えられず、あっさり拝借するという浅はかさ。実はこれを決めるときにも、同じバンドが好きな友人にさりげなく相談をしてました。「足立といえば自転車にまつわるエピソードが印象深いから“自転車ジェット”にしよう」と具体的なアイデアまでもらっちゃっていたのでした。こんな決断力と発想力が、うらやましい…。
 
自転車エピは割愛しますが、そんなわたしと友人のお気に入りバンドTAMTAMはボーカルが北海道厚岸出身。「自転車ジェット」もいいのですが、厚岸から名前をとった「Akkeshi Dub」という曲もめちゃめちゃかっこいいのです。リリースされたばかりのアルバムも…と、なんだか宣伝みたくなってしまいましたが、こんな感じでゆるく書いていきたいと思います。これからよろしくお願いいたします!
 
足立岬(一般社団法人PROJECTAコーディネーター)
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

7) 「アニメみち」

「プ」のなかま。

プロジェクタのスタッフになって1年が過ぎました。
去年の私は、とにかく出来ないことだらけで、「目の前のことをとにかく一生懸命やろう、がむしゃらに」がテーマでした。シンクスクール、500m美術館、PARC、ユキテラスと日々目まぐるしく、現場で汗だくになった後に会議やパソコン仕事、あれも忘れてた!これもやらなくちゃ!みたいな日が続く中でも、ドクメンタ、ミュンスター、横トリ、別府、他のマネジメントスクールの見学とか自分自身の知的欲求も大切にしながら、とにかく全速力で走っていたな~と、一年たった今しみじみと感じています。まあ、いまでも出来ないことだらけですけどね。

そんな感じのバタバタとした日々の中でも緩やかな気持ちを忘れずに楽しい1年を過ごしてこれたのは個性的かつ、ゆるやかな雰囲気のスタッフと共に仕事をしてこれたのが大きかったのかな、と。思っています。


夜遅くまで膨大な数のフライヤーを踏子さんと二人で封筒に入れながら、恋愛話をしたり、西達さんのレクチャーで大爆笑してる踏子さんを見ることができたり。蓉子ちゃんとは500メーターズから一緒で、二人で大好きな作家さんに依頼のラブレターを書いたり。ドイツへいったり。しみじみ。けっこう良い思い出が多いのです。7月から踏子さんは産休に、蓉子ちゃんはドイツ留学にむけ退職します。

本当に気持ちの良い人柄の二人。
元気な赤ちゃんが生まれますように!
ドイツで楽しい留学生活がおくれますように!

ニューフェイスの足立さん(これがまた仕事が超速の可愛い子)も入って新しい感じの「プ」がはじまります!

これからも、日々緩やかな気持ちを持って仕事できたらなと思っています。

アニメみちのタイトル無視。
夏だからビューティフルドリーマー!と思って書き始めたのですが、消えちゃったのです。


黒岩絵里子(一般社団法人PROJECTAコーディネーター)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

8) 「部屋と積読と私」

今月は、自宅の積読ではありませんが、6月20日にThink Schoolで来札された平田オリザさんの著書「わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か」について紹介したいと思います。

本書は、必要とはされているけれど曖昧ではっきりとしない「コミュニケーション能力」について、演劇の世界に長く携わる平田オリザ氏が様々な事例を通して考える1冊です。

例えば、僕らが普段他者と話したり、何かを伝えたりするときに、その技術のうまい下手は、「慣れ」や「経験」として考える場合がほとんどです。しかし筆者はコミュニケーションを一つの技術として捉え、誰でも習得可能なものであるとしています。
演劇人ということもあり、自身のパーソナリティとコミュニケーション能力を結びつけるのではなく、複数の仮面を演じる総体としての自己を肯定するところに新鮮さを感じます。

また、コミュニケーション能力を向上させたい→ 他者(=見知らぬ人、他国の人)と出会う機会を増やす→ 予算や人員の制約のなか、フィクションの中で他者と出会う場=演劇 という考え方も非常に示唆的です。

何気ない日常のやりとり=コミュニケーションを、演劇的な目線で捉え直す著者の視点には「はっ」とさせられる部分も多いので、ぜひ気になる方はご一読ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

櫻田竜介(一般社団法人PROJECTAコーディネーター)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

9) 「ぼわんとした日々」

東京に住む本好きのともだちからその名前を教えてもらったことがあった、インドの出版社「タラブックス」(Tarabooks|http://tarabooks.jp/)。中央区のD&DEPARTMENTのある庭ビル、2階に入っている絵本屋さん「ろばのこ」での展示(「美しいハンドメイドの本 タラブックス展」)にて、その本をはじめて実際に手にとれる機会がありました。絵本の原画も見ることができました。
 
紙作りから彩色、製本まで自前でおこなうタラブックスの絵本には、すべてエディションが付いています。版ずれの感じが最高のシルクスクリーンの彩色、動物や植物のこまやかな模様。なによりも、ページを捲ったときの、なんとも言えないたっぷりとしたインクの香りにやられてしまいました。紙とインクって、なんであんなに良い匂いなのでしょうか、、、本屋さんに入るたびその匂いを嗅ぎたくて鼻をスンスンしてしまう私にとってたまらない本たちでした。悩みまくったすえに、2冊家に連れて帰りました。札幌でもこんな素敵な絵本が手にとれるっていいなあ〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵本『世界のはじまり』より バッジュ・シャーム《原初の卵》(部分)

佐々木蓉子(一般社団法人PROJECTAコーディネーター)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

10) 「さんだる通信」

紙ゴミの日、息子の工作をこっそり解体します。以前はかなりの量だったんですが、最近は減ってきました。前回、息子が〝鉄ちゃん〟だと書きましたが、そっちに興味が移ったようです。中でも今好きなのが「シンカリオン」というアニメです。新幹線がロボットに変身し、こどもが操縦して敵と戦うという、息子にはたまらない内容です。ブロックや粘土でどうにかそれを再現しようと頑張っている姿を見るのが楽しいです。

今年の冬から、こども向けのワークショップを担当させてもらい、7月にその第2弾となる「こども展覧会」があります。こどもたちがプロに教わりながら、キュレーターや作家、チラシのデザイナーとして展覧会をつくる企画です。作品のテーマは仮想の通貨・貯金箱で、材料は廃材などさまざまです。なかなか予想できないことも起こりそうで、どんな展覧会になるか興味深いです。参加募集はおかげさまで定員となり終了しましたが、2週間程展示しますので、みなさまぜひお越しください!

最後に私ごとですが、来月から産休に入らせていただくことになりました。プロジェクタ入社後、それまでの環境とはガラッと変わり、とても濃い時間を過ごさせてもらいました。お世話になった方々、どうもありがとうございました。この連載は半ば子育て日記のようになってきましたが、これまでお付き合いいただいたみなさま、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高畠踏子(一般社団法人PROJECTAコーディネーター)
 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

11) 「プロジェクタノート」
 
S-AIR AWARDの報告会とその後日に収録された座談会をまとめたテキストがnaebonoのwebにアップされました。フランスAIRの僕とカンボジアAIRの風間天心さんのトークです。司会は山本雄基さん。僕自身は、プラニスホールでの展示→フランスAIR→報告会→座談会→500m美術館の「ロゴス展」と進むにつれ難民をテーマにした新シリーズの理解が深まり、さらに掘り進め作品を深めていける手応えを感じていますが、収録時と現在ではすでに作品理解や考えが大きく変わってきています(汗)、、、あくまでも4月時点での思考メモとして読んでください。天心さんの壮大な美術観や「美術と宗教」についての考えも面白いです。お時間あるときにぜひ!
http://www.naebono.com/naebonotalk/naebonotalk02

さて、7月上旬に高畠が産休のため一旦離職します。お世話になった方々、本当にありがとうございました。また、今月から足立岬がプロジェクタに加わりました。即戦力として既に大活躍してくれています。新体制のプロジェクタを今後ともよろしくお願いします。

高橋喜代史( アーティスト / 一般社団法人PROJECTAディレクター)
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

12)「人生最後の日に見たい作品」 vol.1  高橋喜代史

過日、とある作品について考えていた時、ふと「人生最後の日に見たい作品はこのような作品なんだろうなぁ」と思ったんですね。と同時に他の人の「人生最後の日に見たい作品」はどれかな〜?なんて気になり聞きたくなりまして、これは一つの連載というかコンテンツになるんじゃないかと考え、月刊プロジェクタで不定期で連載を始めることにしました。プロジェクタに関係しているアーティストやキュレーター、ギャラリスト、コーディネーターやアートディレクターなどのアート関係者はもちろん、全く美術と関わりのない人にも聞いてみたいなぁと思っています。これから僕やスタッフから執筆依頼されると思いますが、お引き受けいただけますと幸いです。

早速ですが、言い出した手前、僕から始めさせていただきます。

とある作品について考えていたという、とある作品とはDavid Hockneyの「The Arrival of Spring in Woldgate, East Yorkshire in 2011 (twenty eleven)」です。著作権で画像をあげられないのがこの連載の弱点ですが、、、URLから御確認ください。
https://styleandthensome.wordpress.com/2012/01/25/pre-book-or-prepare-to-queuedavid-hockneys-a-bigger-picture-at-the-royal-academy/i2-key-153-01/

かなり大きな画面の奥へといざなわれ、どこまでも深入りしてしまいたくなる構図が一番の魅力でしょうか。木々の葉や草花も奥へ奥へと誘い込み、折れ曲がった道は見る人の想像を掻き立てつつ、両サイドに配置した紫の木で横長の画面をどっしりとした安定感と違和感で支えます。などと書きながらも、僕はこの作品を生で実物を見たことがないので、実際に4887 × 1836という巨大な絵画を見るとどのような感想を抱くかはわからないし楽しみでもあるのですが、画集などで見るかぎりとても豊かでゆっくりとした時間が流れ、見尽きなさそうな大河のような一枚。好きな作品と最後に見ながら死にたい作品は違いそうです。
画集の表紙なら大丈夫かな?作品の一部ですが、この作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
一般社団法人PROJECTA
〒060-0002  札幌市中央区北3条西4丁目 赤れんがテラス5階「テラス計画」内
MAIL  info@projecta.or.jp 
WEB   http://www.projecta.or.jp/
Instagram https://www.instagram.com
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Please reload

Featured Posts

今年もシンクスクールがアートステージへ出張します!!

November 8, 2019

1/2
Please reload

Recent Posts
Please reload

Archive